ご覧いただきありがとうございます。☆「あなたのそばに 蕎麦猪口を！」　「江戸 有田(ありた)の陶工と語りまし　　　　　　　ょう」　　　以前に出品した「初期伊万里蕎麦猪口」と同手(同じ種類)です。説明も同じになりますが、ご了解ください。ただ、ごく薄いヒビが縁から長くて1cmほど伸びた箇所が数ヶ所あります。目立ちませんから、お気にならないはずです。☆江戸時代初期(1600年代)、今から400年ほど前に有田で焼かれた伊万里焼きです。絶対におすすめ。！☆ヒビ、欠けはありませんので、今日まで無事で来れたのは、奇跡と言えますね。☆昔、骨董市で吸い込まれるように買いました。値段も高かったですが。☆全体がぽってりとして、手に持つと重いです。肌は白でない灰色に青が混じった、正に初期伊万里の色です。☆この色をぜひ「感じて」見て下さい。毎日、この小さな蕎麦猪口を眺めることで、古伊万里の「深い肌色」がしっかり分かって来ます。☆分かってきますと、もう皿などの他の器にしても、古伊万里か今のものなのかは、すぐに判断がつくようになるのです。！私の経験です。☆そして、絵柄はと言えば、余白を十分に取り、水仙を3つだけさらっと書いています。ある意味、とてもモダンです。　　縁は正円でなく、歪んでいますし、さらにわずかに外側に反っています。☆この「絵柄と造形」　　　　　　　これこそが「美」と言えるのではないでしょうか。！☆秀吉が朝鮮から連れ帰った、当時の陶工の素朴さ、その人間味さえも伝わって来ますね。はるか、いにしえのロマンです。☆高台は「砂高台」です。これは高台に砂のあとが残っているものです。重ね焼きの際に高台が溶着するのを防ぐ目的で砂をまいたために生じます。　初期時代の製法で、現在ではその様な製法は使われません。☆高台付近の一部に、釉薬剥がれがあります。☆サイズ　　　　直径7センチ　　　　　　　　高さ6センチ☆ぜひ、わたしのプロフィールをお読みください。ヒビ、欠け以外の汚れや傷みをお気になされる方は、ご購入をお止めください。☆古いもの、骨董アンティークにご理解していただける方のご購入をお願いいたします。　　　　　98005407 125