このアンプは基板に配された部品類の間隔が広く、測定機器のように整然と並んでいます。トランジスターのアンプは特に発熱に対する放熱効率が重要で、これが悪いとトラブルが多く、短寿命のアンプとなってしまいます。本機は放熱効率の高い造りのせいか、部品不良のトラブルが少ないアンプですが、経年による接点関係の接触不良は避けられません。出品前にボリューム、スイッチ類の接点関係を洗浄し、基盤のハンダ補修や、ランプ交換、出力リレーの分解整備など一通りのメンテを実施しました。動作は良好で両チャンネルとも元気に鳴っています。到着直後（2週間ほど）の初期不良には無償修理対応いたします。
型式NEW VIG・DLDインテグレーテッドアンプ定格出力(両ch動作)20Hz～20kHz:130W+130W(6Ω、THD 0.006%)
110W+110W(8Ω、THD 0.004%)1kHz:150W+150W(4Ω、THD 0.004%)
115W+115W(8Ω、THD 0.004%)全高調波歪率(20Hz～20kHz)Phono→SP端子:0.004%(定格出力時)CD、Tuner、AUX、Tape→SP端子:0.004%(定格出力時、8Ω)
0.003%(1/2定格出力時)混変調歪率(60Hz:7kHz＝4:1)CD、Tuenr、AUX、Tape→SP端子:0.004%(定格出力時、8Ω)周波数特性CD、Tuner、AUX、Tape→SP端子:DC～200kHz +0 -3dB(1Hz～180kHz)ダンピングファクター(50Hz)1000入力感度/インピーダンスPhono MM:2.5mV/47k
ΩPhono MC:0.2mV/100
ΩCC、Tuner、AUX、Tape→SP端子:150mV/47kΩSN比(IHF-A、
EIAJ/入力ショートCP-301)Phono MM→SP端子:78dB/87dB
Phono MC→SP端子:74dB/70dB(250μV)
CD、Tuner、AUX、Tape→SP端子:80dB/108dBトーンコントロールBass、200Hz:100Hz±10dB
Treble、3kHz:10kHz±10dBラウドネスコントロール+9dB(100Hz、Volume-30dB、30Hz)サブソニックフィルター(-3dB)18Hz、6dB/oct出力帯域幅(歪率0.04%)CD、Tuner、AUX、Tape→SP端子:5Hz～70kHzPhono最大許容入力
(1kHz、THD 0.003%)Phono MM:200mV
Phono MC:15mVPhono RIAA偏差20Hz～20kHz ±0.3dB出力レベル/インピーダンスTape Rec:150mV/330Ω電源AC100V、50Hz/60Hz定格消費電力300W(電気用品取締法)電源コンセント電源スイッチ連動:2系統、100W
電源スイッチ非連動:1系統、400W外形寸法幅440x高さ158x奥行420mm重量13.5kg